Yohaku結婚相談所余白をつくり、未来を整える。

Column

IBJ加盟相談所は「どこも同じ」なのか——加盟の意味と相談所ごとの違い

読了 約5分

同じ形のカップが2つ並ぶテーブル。同じ会員基盤でも運用が違うことを表すイメージ

結婚相談所を調べていると、「IBJ正規加盟」という表記をよく見かけます。多くの相談所が同じ連盟に加盟しているなら、どこを選んでも同じなのでしょうか。

本コラムでは、IBJ連盟の仕組みを整理したうえで、加盟相談所どうしの「同じ部分」と「違う部分」を切り分けます。「加盟しているからどこも同じ」と考えるのも、看板だけで決めるのも、どちらももったいない選び方だからです。

IBJ連盟の仕組み——共有される基盤

IBJ(日本結婚相談所連盟)は、全国の結婚相談所が加盟する会員ネットワークです。加盟相談所の会員は、共通のシステムを通じて、連盟全体の会員にお見合いを申し込めます。登録会員数は10.9万人超(連盟全体・2026年)。月間のお見合い件数は10万件超(連盟全体・2026年)にのぼります。

入会時には独身証明書などの公的書類の確認があり、会員が独身であることと身元の確かさが、制度として担保されています。お見合いの申込みや日程調整、交際から成婚までの進め方にも、連盟共通のルールが定められています。相談所が違っても、会員どうしは同じ手順で出会い、同じ手順で関係を進めます。

どの加盟相談所から入会しても、この会員基盤とルールは共通です。規模の小さな相談所に入会しても、出会える母集団は連盟全体になります。

加盟は基本条件、差別化ではない

ここまでの内容は、加盟相談所であれば等しく当てはまります。つまり「IBJ正規加盟」は、その相談所の強みではなく、スタートラインです。看板が示すのは「同じ土俵に立っている」という事実であって、「その土俵でどう活動を組み立てるか」ではありません。

誤解のないように補足すると、「加盟しているか」を確認する意味は十分にあります。会員基盤の規模と身元確認の水準は、活動の前提条件そのものだからです。ただし、加盟を確認した先の比較には、別の物差しが必要になります。

大事なのは、IBJに入れること、ではない。IBJの中で勝てるように設計することです。同じデータベース、同じルールの中で活動する以上、結果の差は相談所ごとの運用から生まれます。

違いが出るのは「運用」

では、運用の違いとは何か。見るべき点は大きく2つあります。

データをどう読むか

申込が成立した割合、お見合いから先へ進んだ割合。活動からは毎月、データが生まれています。それを定期的に読み、プロフィールや申込の方針の改善につなげる型を持っているか。それとも、データはシステムの中に眠ったままか。ここは相談所によって大きく異なります。

数字は、それ自体では何も教えてくれません。「お見合いが組めないのは、申込の数の問題か、申込先の選び方か、プロフィールか」。仮説を立てて読む人がいて、はじめて数字は改善の材料になります。

伴走に型があるか

面談の頻度、振り返りの形式、方針を決める手順。担当者の人柄や経験だけに頼るのではなく、再現性のある進め方を持っているか。婚活は数か月から年単位の活動になるため、属人性の度合いは契約前に確かめたい点です。面談が定例として設計されているのか、不調のときだけ呼ばれるのか。記録が残り、次の面談につながる形になっているのか。確認の観点はこのあたりです。

Yohakuの型——一例として

参考までに、Yohakuの運用を一例として紹介します。活動は「仮説→実行→検証」の月次サイクルで回します。お見合いアナリティクスは標準装備で、毎月、数字で活動を振り返ります。月に一度、活動のデータを担当者と一緒に確認し、翌月に試すことを決める。この繰り返しが運用の中心です。AIは分析や要約など裏側の支援に使いますが、判断するのは本人と担当者です。詳しくはサービス紹介にまとめています。

これが唯一の正解だとは考えていません。ただ、「加盟相談所はどこも同じ」ではないことの、具体的な一例にはなるはずです。

まとめ——加盟を確認したら、運用を見る

「IBJ正規加盟」の表記は、連盟全体の会員基盤と身元確認という基本条件を確かめる材料になります。そのうえで相談所を選ぶ基準は、運用です。データをどう読むのか。伴走にどんな型があるのか。

無料相談や面談の場で、この2つを質問してみてください。数字や手順で具体的に答えられるか、それとも一般論にとどまるか。答え方の具体性に、相談所ごとの違いがはっきり表れます。基本条件は連盟が担い、運用は相談所が担う。この分担が見えると、相談所選びの基準は自分で組み立てられるようになります。

コラム一覧へ戻る